夫の転勤にまつわる3大問題 住居・子供・お金

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急な転勤。夫婦ふたりだけならともかく、家族が増えると、考えなくてはならない問題も増えていきます。
そのなかでも、家をどうするか?子供の学校は?住む場所は?そもそも家族で移動するのか単身赴任してもらうか?「転勤」と聞いて考える事はその家庭の家族構成、経済事情など、状況によって大きく変わってきます。

単身赴任か家族帯同

「転勤」が決まったとなったら、まず一番に考える事は、一緒についていくか、それとも単身赴任してもらうかの決断だと思います。
子供がいない夫婦の場合でも、奥さんが仕事をもっていればやはり、ここが最大の問題です。
この問題さえクリアできれば、残りは力づくでもなんとかなります。

夫婦ふたりのだけの家族の場合は、決断を迷わせる原因が奥さんの仕事の事だけであれば、それほどハッキリした決断を早期にださなくともなんとかなります。

とりあえず単身で生活してみて、やはり仕事より一緒に住む方が良いとなれば、その時に自分も引っ越しをすれば良いですし、転勤の期間や場所にもよりますが、会いに行くのにそれほど不便でなければ帰任まで頑張ってみる事もできるでしょう。

大切なのは、最初のうちは単身で赴任するとしても、後々奥さんを呼び寄せる可能性がある事を会社側にきちんと伝えておく事です。
後々負担しなくてはならない費用がかわってくる可能性もあります。

さて、しかし子供がいる場合はなかなか大変です。
就学前や、小学校でもまだ小さいうちは問題ないのでしょうが、中学生や高校生の子供がいる場合は、子供にも意見があるでしょうから一筋縄ではいきません。

受験をひかえている場合でも、或る程度時間があれば対策はとれますが、転勤の時期が2月、3月で子供の新入学の時期と重なっている場合には、決断を急がなくてはなりません。
中学や高校を受験して入学してしまえば、3年間は途中で転校というわけにはなかなかいかないので、単身か帯同か慎重かつ迅速に決断しなければなりません。

お金の問題も家族が増えるほど、また子供が大きくなるほど大きくなります。

単身赴任となると2重生活になりますから、光熱費も食費も余計にかかるでしょうし、家族のいる家に帰る際の交通費もかかりますし、最低限の家具も必要でしょう。

家族でお父さんに会いに行く場合も人数分の交通費がかかりますからそうそう大移動というわけにもいきません。

子供が就学している場合や幼稚園であっても制服代や入学金が新たに必要になることもあります。
たいてい単身赴任の場合は、帰省旅費や単身赴任手当のようなものが支給されると思い
ますが、その分税金の額も大きくなります。
お金の話は生活にダイレクトに響いてくるので、シビアに計算した方がよいでしょう。

我が家の最初の転勤の場合は案外恵まれていて、損得勘定はこんなかんじです。

第一子が臨月の時はじめての転勤 5年の予定

 

母親学級で知り合った妊婦友達数人と月に何度かランチをしながら、出産後の育児について楽しく話合ったりしていた私にとっては大きなショックでした。
皆、予定日も近く、生まれたらどこの公園で散歩をしようとか、どこの幼稚園に通わせようかと楽しい育児生活を夢に描いていたのです。
引っ越しとなったら、友達はできるだろうか?
せっかく出来た楽しい友達と子供を見せ合う事もできなくなってしまう。

しかし、そんな事は当然ながら単身赴任の材料とはなりませんし、その時は一緒に引っ越すのが当たり前とおもっていたのですが、妊娠中特有の精神の不安定さから、その時はひとしきり、言ってもしょうがない文句を主人に言い、一日泣いたのを覚えています。

私と子供は出産後に合流するということにして、賃貸の家は引き払って、主人は部屋の荷物とともに普通に引っ越しを終えて、臨月の私はそのまま里帰りしました。

新居探しは、私は無理なのでしぶしぶ主人にまかせました。

「小さな子供が多いところ」が良いという私の要望をかなえるため、玄関のポーチにベビーカーがおいてある、あまり大きくない公園が近くにある、スーパーが近い。というコーポを選んでくれました。

これは、大成功で、目の前の公園ですぐママ友ができましたし、同じコーポには、月例の近い赤ちゃんがほぼ全世帯に居ました。

おかげで、さびしい思いをすることは全くなく、楽しい育児生活を送ることができました。本当に主人には感謝しています。

出産後は、1カ月検診を終えて私たち母子が転勤先に向かうまで、主人は毎週末を転勤先の大阪から上京してくれていました。

この時の交通費はすべて自腹でした。が、まだそれほどお金にこだわらなくても良い時期でしたので、その時はなんとも思っていませんでした。
しかし、今思うと電話代と交通費でかなりの出費だったと思います。

5年後 帰任 住居の問題 子供の転園

転勤が決まった時は、夫婦2人で賃貸の1DKマンション(当時の家賃9万円)に住んでいました。
転勤先では家賃の6割以上を会社が負担してくれていたので、それまでよりずいぶん広い間取りでありながら、自己負担額はそれまでの住居費の3分の1でした。

ちょうど子供が生まれて家族が増えた時でしたので本当にありがたいような状況でした。

そんな中、帰任の時期が迫ってきた頃に、ふっとよぎったのが、東京に戻って一体いくらの家賃を払わなくてはならないのかという不安でした。

子供もだんだん大きくなり、お金がかかるようになってきているなか、東京で家賃が払えるだろうか?
しかも、子供も二人に、家財道具もかなり増えていて、すべてを収容可能な部屋はどう考えても10万以上はするだろうと思われます。

3万未満の住居費で生活していた当時の私たち夫婦は、その時の3倍以上の家賃を払って生活していくという想像ができませんでした。

結局私たちの出した結論は、住宅購入でした。
頭金をかき集めれば、毎月の住宅ローンの返済額は普通に賃貸のマンションの家賃よりはだいぶ抑えられます。
しかし、1年、2年と賃貸生活をすれば、その頭金も減っていってしまうのではないかという不安がありました。

そこで、帰任時の引っ越しの際には、新しく購入した東京のマンションに直接引っ越そうという計画をたてました。

帰任前の1年間は、夫婦で大阪から物件を何度か身にいきました。

購入物件が決まってからも、契約やなんやかやと何度か足を運びました。もちろん交通費は自腹。子供は小さかったので無料でしたが、結構な出費でした。

それでも、遠方からの住宅探しをした理由はもうひとつありす。
帰任時の引っ越し代は会社が出してくれますが、一旦賃貸に住めば仮に東京に戻ってからゆっくり物件を選んで購入ということになると、ただの自己都合の引っ越しですので当然会社からの引っ越し代はでません。

今思うと、遠方からの物件探しの費用が大きかったので、引っ越し1回分の費用とトントンだったような気もしますが、小さい子供を連れての引っ越しは大変なので、これはこれで良かったかと思います。

上の子は3歳から幼稚園に通っていたのですが、1年通って転園。
帰任先では、あえて2年保育の公立の幼稚園をえらんで、スタートを他のお子さんと同じにしました。

今、思うと子供の事でも当時はいろいろ気をもみましたが、小学校の低学年くらいまでなら、子供は順応が早いので大丈夫だったかとおもいます。

我が家の最初の転勤は、以上のようになかなか好都合な条件ではありました。
せっかく出来た友達との別れもありましたから、心情的にはさびしい事もありましたが、これが、子供が大きくなってきて進学の問題や親の介護の問題など、親の状況によっても色々と難しいこともあります。

住宅ローンを払いながらの転勤の場合も、大変なものがありますし、本来一緒であるべき家族がバラバラに暮らさなくてはならない単身赴任にも色々な問題があります。

経済的な問題や家族の状況でかなわない事もあるのでしょうが、家族は一緒に暮らせる事が一番だと思います。

カテゴリ:転勤の基礎知識